認知症予防の関わり

認知症とは

認知症の人が、はじめから不潔行為や徘徊や暴力をすることはありません。

脳の萎縮により、物忘れが多くなり、今まで出来ていたことが出来なくなり、不安が多くなっていきます。出来る事は一杯残っています。残っている機能を維持できるように、脳に刺激を与えていくことが必要です。出来ること、出来ていることに目を向け、言葉をかけ、進行を遅らせることを目指して、認知症予防ゲームを行います。

脳の活性化を図って、『脳がよろこぶ3つのかるく たまを使って きらめない の3つのあを行っていきます。

かるく:予防ゲームでは自然に笑いが出るように言葉かけをしたり、ゲームの展開を作っています。

たまをつかって:記憶力や理解力、判断力を高めるために工夫されたゲームで、頭や身体をを使っていきます。

きらめない:認知症になったからもうダメや。と思う必要はありません。家族、周辺も日常生活の過ごし方で認知症の進行を遅らせることができると考えます。

 

 

 

認知症のかかわり方

・失敗したことを指摘したり、怒ったりしない。・ゆっくりペースで一緒に行動する・今まで使っていた物の場所を変更しない。(本人の混乱の原因になります。)・家の引っ越し、建て替え等も徘徊に繋がることがあります。・上手くできなくても認めて褒める。話しても伝わらない時には、5分待ってから、 再度穏やかに話してみましょう。以外と伝わります。

 


出張認知症養成講座❝認知症予防ゲームを行うコツ❞あなたの近くで開きませんか

認知症予防ゲーム『脳がよろこぶ3つのあ』をみんなと一緒にできるコツをつかみます。(優しさのシャワー)である言葉のかけ方、触れ合い方、笑いのつぼを学び、その意味を理解していきます。リーダーの役割、一緒に行うスタッフの役割など学んでいきます。

風船バレー:たくさんの風船をとらえ、下に落とさないよう、 夢中になって風船を追っかけます

あなたの近くで“認知症予防ゲームのコツ”を学びませんか

9:30 ~12:00 

1講座 5000円~(相談に応じる)

参加者を募って会場を準備してください

 

じゃんけんゲームでは、リボンを貰ったり、取られたり。リボンの本数は?本でしたか?覚えている事を確認する。リボンの本数を指で数えるのも指先の感覚を強めます。



『認知症予防ゲーム(脳がよろこぶ3つのあ)』を出張します

サロン、友達、サークルで(認知症予防ゲーム)をしませんか!


・最近物忘れが多くなったね!!

 なんか楽しそうなゲームがあるそうよ。

 

・5人以上集まると来てくれるんだって!一人200円の参加費で来てくれるそうだよ

 

・だったらここに6人いるから来てもらおうか!場所は?集会室借りようか

・日にちは:今日みんな集まってるから、来月の同じ曜日にしようか

・持ち物は何にもいらないって!

・和室だったら座布団人数分、板の間だったら人数分の椅子を用意すれば良いようだよ!

 

・とにかく楽しいそうだから、やってみようよ。

ゲームをさせて貰って

・一度認知症予防ゲームをさせて貰った所からは、毎年声がかかり、楽しみにしてもらえます。・同じゲームをすることもありますが、皆さん新鮮に取り組んで貰えます。・脳の衰えを感じる方もありますが、やっているうちに笑顔が戻り、安心されたお顔が見えてきます。


ディサービスに出向いています

ディサービスに出かけました。認知症予防ゲームを40分ほどさせていただきました。

月2回を6か月継続して訪問させていただきたいと思っていましたが、3月からのコロナウイルス感染予防でボランティアは出入りが出来なくなりました。

4か月の訪問で、だいじょうぶのスタッフが勉強させてもらいました。同じゲームを楽しんでもらう工夫、みんなが笑顔になるコツ、ゲームの説明が分かって貰えているだろうか?、など終わった後のミーティングで工夫をしてきました。これからも、訪問させていただく場所を求めています。ご連絡ください

 

参加者の様子

・始めは小さい声で話していたのでマイクを通して話してもらいましたが、回を重ねる度に、だんだん声が出てきて、マイクがいらなくなりました。

・みんなと一緒に参加されなかった人が、みんなと同じように手を動かしたり、口ずさんでいられ、身体が自然に動いているのを確認しました。